・製法

2021年産の単一区画の黒ブドウを、全房50％、除梗破砕50％でステンレスタンクにて、35日間マセラシオンを行い、その際、ルモンタージュとピジャージュを実施。その後12ヶ月間の樽熟成（新樽率25％）を経て生まれました。アルコール発酵中はSO2使用なし、樽熟成期間中と瓶詰め時にのみS02使用。ノンフィルターにて瓶詰していますので、少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。

・味わいの特徴

淡いルビーレッド、ブラックチェリー、ラズベリー、野苺のような果実に、すみれ、野薔薇、白胡椒、なめし革、甘草、チョコレート、広葉樹林の落ち葉、きのこ、出し汁のニュアンスが混じりあいます。アタックには赤みの果実味、上品で細かいタンニンが感じられ、程よい厚み、優しく包みこむボディに、渋みの骨格を有します。フィニッシュはしっかりとしていて収斂味が余韻にあります。戻り香の果実の印象は華やかで、チャーミングです。

・料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】
鴨、子羊、鹿のロースト、ローストビーフ、煮込み料理（ブフ・ブルギニョン、ウフ・アン・ムーレット、コック・オ・ヴァン、牛の頬肉、鶏肉のシチュー、トマト煮）、鮪の刺身、カルパッチョ、漬け、鰻、山椒焼き、ハーブ焼き、焼き鳥（レバー、はつ、皮等）

【風味との相性】
木苺などや赤みのベリーを使ったソース、胡椒や香草を使った味付け、お肉や魚介を梅で風味づけたお料理と相乗します。

【ワインサーヴィス温度】
16℃～18℃

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。