冷涼地の酸と成熟したアロマ、質感と塩味の余韻が心地よい辛口白ワイン

フィリグランヌ キュベ・ガストロノミック
Filigrane Cuvée Gastronomique 2024
北海道の気候風土から、シャブリのような味わいを表現。
・製造方法
Filigrane Terre de Yoichiと同一区画で、別タンクです。タンクでの熟成期間、瓶詰めのタイミングが3週間ほど違うので、風味に若干の相違があります。
・味わいの特徴
透明感、輝きがある黄色。香りは開いており、濃度は中程度。赤リンゴや白桃、洋梨を中心に、グレープフルーツのような柑橘が混じる果実香、アカシア、白いバラ、スイカズラの花のアロマ、火打ち石のような鉱物香が心地よく調和します。味わいはアタックから伸びのあるエレガントな酸が基調となり、まろやかな質感が広がります。そして、酸の印象が塩味に変化した余韻となります。冷涼産地らしい酸が中心にありながら、ジューシー感のある果実味、柔らかいボリューム、そしてフィニッシュの塩っ気の伸びと、変遷がある、味わい深い辛口白ワインです。バランスの良さは抜栓後も数日続きますので高い熟成能力も有しています。
料理との相性/サーヴィス
【素材との相性】
相性は幅広いです。お野菜(アスパラガスや玉葱、筍などボイルしたもの)、海藻、キッシュ、天ぷら(特に野菜、山菜)、寿司、お刺身(白身、甲殻類、貝類)、フリュイ・ド・メール、カルパッチョ、小エビのサラダ仕立て、白身魚の昆布〆、調理した白身魚、脂身のあるお魚(穴子の白焼、鯖の塩焼きなど)、フリット、鶏肉料理、焼鳥(塩)、豚肉料理(ベーコン、ソーセージ、煮込み)、和風家庭料理(酢の物、ロールキャベツ、茶碗蒸し、中華風サラダ、寄せ鍋、炒め物)、ハーブ、酢、白カビチーズ。
【風味との相性】
塩+柑橘や、塩+だしの風味、生やグリエ、揚げた素材にレモンや柚子などの柑橘や塩味を加えると味わいが増幅するお料理、ハーブソルト、昆布〆、塩麹、塩あんかけ、マスタード、ドレッシング、酸味のあるソース、オランデーズソース、オリーブオイル、マヨネーズ、パルメザンチーズを使った味付けと相乗し、幅広く素材の良さを引き立て合う酒質があります。日本料理、天ぷら、和風だしのお料理には特におすすめで、塩味との相乗性が高いですが、脂身の多い肉質や揚げ物の油分、卵黄、乳成分、出汁醤油、ポン酢とも合わすことができます。
【ワインサーヴィス温度】
12℃~16℃
詳細情報
- ヴィンテージ
- 2024
- ブドウ品種
- 非公開
- タイプ
- 白/辛口
- アルコール度数
- 12.0%
- 内容量
- 750ml
- 生産本数
- 1080