口いっぱいに広がる厚みを有す辛口スパークリングワイン
Sylvie Méthode Traditionnelle 2022
単一区画、遅摘みで生まれる唯一無二の辛口スパークリングワイン(気象条件が適した年のみ生産)

・製造方法
収穫後、すぐに全房にてシャンパーニュの圧搾方法に近い独自のプログラミングでプレス掛け(搾汁率49%)を行い、デブルバージュ後、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、辛口の原酒を作り、酒石酸処理、ペーパーフィルター掛けフィルター掛けをしたのちに、ティラージュを行い、瓶内で2週間のアルコール醗酵、アルコール発酵後、瓶内で酵母の澱と共に半年間の熟成を経て、リキュール添加なしでデゴルジュマンをして誕生。搾汁率の低さはブドウ独特なもので、果皮が厚く熟しにくさによるものです。果皮の完熟が得られない上に、搾汁率が低いことからこのブドウで日本の適地はないと考えていますが、今回はスパークリングワインとして個性を発揮するに至りました。
・味わいの特徴
緑がかった薄い黄色の色調。照り、輝き健全。香りの濃度は中程度。特徴的な赤いりんご(ふじ)を主体として、リンゴのピューレ、ドライフルーツ(マンゴーの様な黄色い果実)、洋梨のタルト、ナッツやアップルパイの香ばしい香りが混じり、ジャスミン、桜餅の葉、アニスや、火打石に共通する鉱物のニュアンスがあります。アタックは力強く、果実味がボリューム感と共に口いっぱいに広がります。果実味の充実感の中にしっかりとしたなめらかな泡の要素、背景に酸、ボディの厚みや粘り強さがあり、余韻が長く、飲みごたえがあります。余韻は辛口で、塩味の要素も、緻密さも、力強さも有し、果実の凝縮感もミネラルの広がりも感じます。腰の強さも上品さも兼ね備えた独特なスタイルの辛口スパークリングワインです。

料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】

ボディのあるスパークリングワインですが、ミネラルと厚みを骨格にした味わいですので、あらゆる食材を引き立てることができます。パテ・ド・カンパーニュ、パテ・アンクルート、シャルキュトリー、あん肝、白身魚の塩唐揚げ、豚肉のロースト、チキンの香草風味、羊のグリエ、バーベキュー、焼き菓子、アップルパイ、洋梨のタルト、フルーツシャーベット、チーズ全般、ナッツ、生の果実とさまざまな食との相性が楽しめます。食中酒として、お肉、お魚の食材、デザートとお楽しみください。

【風味との相性】

甘味、塩味、苦味、酸味、旨味全てで合わせられます。 新鮮な食材よりも、肉を使って調理したお料理がおすすめです。お肉の塩味、旨味、香ばしく焼き上げたパン生地やハーブとの風味がよいです。

【ワインサーヴィス温度】

14℃~16℃

詳細情報

ヴィンテージ
2022
ブドウ品種
北海道産余市産ぶどう100%
タイプ
白/辛口/スパークリング
アルコール度数
13.0%
内容量
750ml
生産本数
620