
特徴的なりんごの果実香、軽快さの奥に、きれいな酸と塩味が広がるエレガントな辛口白。日本ワインの可能性を広げる一本。
・製造方法
2024年産の白ブドウを全房にて空気と触れさせながらプレス掛け(搾汁率58%)を行い、ステンレスタンクで醗酵。果皮が厚く、完熟しにくいため、搾汁率を抑えました。MLFを行わず、酵母由来の細かな澱(リ・フィーヌ)と接触させながら熟成させて誕生。清澄作業なし、フィルター処理ありで瓶詰しています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。
・味わいの特徴
輝きのあるレモンイエロー。照り、輝き健全。脚まわりの粘性はやや低め。香りの濃度は中程度。赤いりんご(ふじ)を主体として、レモン、ピンクグレープフルーツ、洋梨のようなフルーティーさと、白い花が主体となったエレガントな印象。フェンネル、アニス、レモンバーベナのような甘いハーブ香や、レモングラス、コリアンダーシードのような清涼感が加わります。収穫時の糖度は低いのですが、植物的な青々とした要素はありません。果実香を主体に、刈り取ったばかりの新鮮な藁、高貴なハーブや白胡椒のような香りも調和してきます。アタックはフルーティな口当たりで、ジューシー感もデリケートさも感じられます。ミドルパレットにある酸のトーンが高く、味わいに伸びがあります。アルコール度数以上に厚みが感じられ、同時にレモン的なきりっとした酸が骨格を作り、おいしさを強調します。余韻には収斂性、塩味があり、優しい果実味から繊細なミネラル感に変化してゆきます。熟しにくいブドウから挑戦しているとは言え、軽快さの奥にしっかりとした気品があり、弊社の中では独特な立ち位置の辛口白ワインです。寒冷地の晩熟型の小さな一区画でありながら、酒質に個性があり、このブドウの潜在能力を発揮できる日本でも限られた場所ではないかという確信を生みつつあります。
料理との相性/サーヴィス
【素材との相性】
・チーズとの相性
白カビ(ブリ、カマンベール)、シェーブル(サントモール)、ハードタイプ(グリュイエール)
【風味との相性】
・お料理の例(仏)
Raclette、Choucroute de la mer, Tartes flambées alsaciennes, Moules au vin blanc
【ワインサーヴィス温度】
詳細情報
- ヴィンテージ
- 2024
- ブドウ品種
- 非公開
- タイプ
- 白/辛口
- アルコール度数
- 11.0%
- 内容量
- 750ml
- 生産本数
- 684
