・製法

2023年産の白ブドウを、除梗破砕してから独自のプログラムでプレス掛け（搾汁率61％）を行い、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、酵母由来の細かな澱（リ・フィーヌ）と接触させながら熟成させて誕生。清澄作業なし。フィルター処理ありで瓶詰しています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。

・味わいの特徴

緑がかった淡いレモンイエロー、照り、輝きあり。熟した花梨、洋梨、ライチ、オレンジのマーマレード、リンゴのジャム、マスカットの飴、パイナップルミント、煮詰めたジンジャーシロップ、白いバラ、ラベンダーの花、アカシア、菩提樹フラワー、火打ち石、ホワイトペッパー、コリアンダーシード、白檀の複雑なアロマに、華やかな香りが調和します。味わいはアタックからまろやかなヴォリュームが感じられ、密度とグラがありながら、酸のバランスに支えられています。開放感のある果実のアロマ、優しい質感と旨み、背景にフレッシュ感があり、飲み口の良さがあります。後味のほろ苦さがコクとなって持続します。 ボディがありますが、決して重たさを感じさせない味わいを有します。

・料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】
柑橘風味の帆立貝のカルパッチョ、ハーブ入りのジビエのテリーヌ、リンゴとフェンネルのサラダ、パクチーと鶏肉のレモン塩炒め、カオマンガイ、ヤムウンセン、バーニャカウダ、生春巻き、酢の物、ハーブや香草風味の魚料理、アクアパッツァ、パスタ（バジル、魚介）、エビチリ、フォアグラのソテーキャラメリゼ、鴨肉のフルーツソース、鹿肉のステーキ香草風味、ウォッシュタイプのチーズ、ブルーチーズ、アルプスのチーズ、フルーツタルト（マスカット、洋梨、リンゴ、白桃、パイナップル等）

【風味との相性】
レモンやライムを使ったお料理、マリネしたお料理、コリアンダー、レモングラス、バジル、ディル、アニス、クミン、ターメリック、カルダモンなどのハーブやスパイスを使った料理、柑橘の風味や酸味のあるお料理、ナンプラーやスィートチリソース、エスニックなお料理、ネギダレ、歯応えのあるお野菜をテーマにしたお料理、旨みのある海老や豚肉と相乗します。

【ワインサーヴィス温度】
12℃～16℃

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。