・製法

収穫後、すぐに全房にてシャンパーニュの圧搾方法に近い独自のプログラミングでプレス掛け（搾汁率64％）を行い、デブルバージュ後、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、辛口の原酒を作る。酒石酸処理、ペーパーフィルター掛けをしたのちに、ティラージュを行い、瓶内で2週間のアルコール醗酵、酵母の澱と共に3年間の熟成を経て、リキュール添加なしでデゴルジュマンをして誕生。急激に冷やすと少量の酒石酸が確認できる場合がありますが、品質に影響はございません。

・味わいの特徴

麦色かかった淡い黄色、光沢にグリーン。照り、輝き健全。熟したりんご、洋梨、花梨の果実香に、フローラルな香り（オレンジの花、リンデンティー、西洋サンザシ、スイカズラ、白い薔薇）、ハーブ（アニス、セージ）、レモンやオレンジの果皮、ナッツや燻したアーモンド、アカシアの蜜のニュアンスが混じる。アタックにはリンゴや柑橘を想起させる美しい印象の果実味があり、エレガントでクリーミー、緻密な泡の口当たりが心地よい。アルコール感は中程度。旨味の印象は高く、柑橘的な酸の余韻。ブリオッシュのような香ばしさに優しい塩味、鉱物の余韻の透明感があります。様々な食に合わせることができる辛口スパークリングワインです。

・料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】
素材を引き立てる酒質を有するため、あらゆる食とともにお勧めいたします。乾杯のひと時から食後まで、果実の甘い香りとさっぱりとした酸が、素材の味わいを引き立てます。貝類、甲殻類、白身魚、鶏肉、豚肉、豚肉加工品、きのこ、白かびタイプのチーズ、ナッツ、生の果実など、さまざまな食との相性が楽しめます。

【風味との相性】
柑橘や塩、オイルを添えたくなる料理との相性が良いです。素材の優しい甘さをひきたてながら、魚介類の生臭さを打ち消し、濃い味付けや脂分も流します。クリームやチーズやナッツ、ハチミツを使ったソースとも合います。

【ワインサーヴィス温度】
8℃～12℃

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※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。