・製法

2023年産の白ブドウを全房でプレス掛けして得た果汁に酸素を含ませ、独自のプログラムでプレス掛け（搾汁率65％）を行い、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、酵母由来の細かな澱と接触させながら熟成させて誕生しました。

・味わいの特徴

レモン、ライム、グレープフルーツ、柚子、スダチに、フェンネルの様なハーブ、百合や白いバラ、フローラルなアロマ。菩提樹ティーやヴェルヴェンヌ（レモンバーベナ）、レモンの皮、火打ち石、ホワイトペッパーのニュアンスが混じります。味わいには和柑橘系の上品な果実味があり、しっかりとした酸に支えられて、味わいの後半にかけてコクとなるほろ苦さや塩味の要素が続きます。冷涼産地ならではの美しい酸が魅力的で、アルコールを感じさせず、清涼感、ピュア感、ミネラル感が広がります。幅広い食との相性をお楽しみ下さい。グラスワインとして数日に分けて味わうことをお勧めいたします。

・料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】
お刺身全般（特にカニ、エビ、イカ、タコ、貝類、淡白な白身魚）、お寿司全般、生牡蠣、ガリ、酢の物、シンプルに調理した甲殻類、白子、山菜や魚介の天ぷら、カルパッチョ、野菜（根菜、ハーブ）、豚肉、生ハム、シャルキュトリー、牛肉。フレッシュなタイプのチーズ。素材の良さをひきたてます。

【風味との相性】
柑橘の風味（レモン、ゆず、カボス、ライム）、ハーブ（エストラゴン、ウイキョウ、セージ、コリアンダー）、昆布〆、岩塩、ワサビ、生姜、マスタードの辛味、酸味に相乗します。
柑橘や植物の味わい、塩、酸、ハーブ、マスタードを加えたいと思う料理にはよく合います。 和食から西洋料理まで素材のおいしさを引き出しながら幅広く合せることができます。

【ワインサーヴィス温度】
14℃〜18℃

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。