・製法

2022年産の黒ブドウを除梗破砕後、1～2時間のスキンコンタクトを実施し、プレス掛けを行い、デブルバージュ後、ステンレスタンクでアルコール発酵をさせ、MLFを行わず、酵母由来の細かな澱と接触させながら熟成させて生まれました。酸素を多めに取り込みながら熟成させていますので、長熟タイプに仕上がっています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。

・味わいの特徴

フランボワーズや野生の苺、グースベリー、アセロラ、コケモモのような赤み果実のアロマが豊かで、ペパーミント、月桂樹、ローズマリー、さわやかさを感じさせるハーブ、ローズヒップ、赤いバラ、昆布出汁、火打ち石のニュアンスがあり、エレガントです。アタックは果実味が豊かですっと入ってきますが、酸がきれいで生き生きとしており、フィニッシュにはロゼワインの味わい深さと共に、塩味に似たミネラル感、旨味が食を誘います。

・料理との相性/サーヴィス

【素材との相性】
野菜（トマト、オリーブ、パプリカ、生野菜、調理したもの）、海産物の煮込み料理、ラタトゥイユ、タップナード、シャルキュトリー（生ハム、ソーセージ、チョリソー）、鶏肉の香草焼き、お魚やお肉のグリエ、焼き鳥（塩）、ピザ、パスタ（トマトソース、バジル系ソース、魚介の出汁を使ったソース）、タブレ、白カビや山羊のチーズ

【風味との相性】
エスニック料理、中華料理、タイ料理、バーベキュー、炭火焼き

【ワインサーヴィス温度】
12℃～18℃

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